過払金

過払い金は30年前完済・20年前完済でも請求できる?何年前まで?10年以上前に完済など

「過払い金は何年前まで請求できる?」と疑問を抱えていませんか。結論、何年前の借入でも請求できます。

ただ「2010年以降の借入は請求できない」「完済から10年以内」など、いくつか条件があるのは事実です。

ただ、条件等が難しいので、1分で診断できる借金減額診断がおすすめ。

いくつか質問に回答すれば、どれくらい借金減額できるか診断できるので、楽に知りたい方におすすめです。

本記事では、過払い金の請求条件などを解説いたします。

「過払い金請求を検討しているが、よくわからず一歩踏み出せていない…」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

匿名!簡単1分の借金減額診断はこちらから

過払い金は30年前完済・20年前完済でも請求できる?何年前まで?10年以上前に完済など

過払い金は、何年前の借入でも請求できます。30年前の借入でもOKです。借り入れたのが昔だからといって、諦めないでください。

ただ、2010年以降の借入だと、過払い金は請求できません。なぜなら、2010年以降は過払い金が発生する仕組みがないからです。

過払い金は「本来払う必要がなかった利息」を指します。過払い金が発生した背景には「利息制限法」と「出資法」という2つの法律が関わっており、違いは以下の通りです。

利息制限法元金~10万円:上限金利20%
元金10万~100万円:上限金利18%
元金100万円~:上限金利15%
出資法一律で上限金利29.2%

融資の際は、利息制限法の上限で貸し付けなければなりませんでした。しかし、2007年ごろまでは出資法の上限で貸し付けても刑事罰がなかったのです。

出資法のほうが上限が高いので、当時の多くの貸金業者・クレジットカード会社は29.2%の利息で融資していました。

ところが、2010年6月に法律が改正され、利息制限法の適用義務が明記されたとともに、出資法の上限が20%に引き下げられたのです。

これにより、実際に払っていた利息と利息制限法の上限との差を「過払い金」として請求できるようになりました。

そのため、2010年以前の借入なら、過払い金が発生している可能性があります。心当たりがあれば、専門家に調べてもらうといいでしょう。

10年以上前に完済していると消滅時効により過払い金を請求できない可能性あり

過払い金は何年前の借入でも請求できますが、完済から10年以上経っている場合は注意してください。原則として、過払い金請求の時効は完済から10年です。

なお、2020年4月以降に借金を完済した場合、時効は5年になります。

これは、2020年4月の民法改正により「権利を行使できることを知った日から5年を時効とする」という文言が追加されたためです。

完済時期によって時効が変わるので、あいまいな場合はプロに調べてもらいましょう。

匿名!簡単1分の借金減額診断はこちらから

過払い金は何年前まで?発生条件や請求の対象となる借入を解説

前述した「2010年以前の借入」「完済から10年以内」のほかにも、過払い金を請求するには以下のような条件があります。

  • 借入先の会社が現存している
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用していた

自分に過払い金を請求できる条件が揃っているのか、一つずつ見ていきましょう。

借入先の会社が現存している

借入先の会社が現存していないと、過払い金は請求できません。なぜなら、すでに倒産している場合は、過払い金を払ってくれる会社がないからです。

借り入れたのが数十年以上前になると、借入先がすでに倒産している可能性があります。請求前にチェックしておきましょう。

クレジットカードのキャッシングを利用していた

クレジットカードの過払い金を請求する場合、キャッシングを利用していたのが条件になります。ショッピングリボ払いでは、過払い金を請求できません。

これは、ショッピングリボ払いはあくまで「分割手数料」であり、貸付ではないからです。適用される法律も「貸金業法」ではなく「割賦販売法」になります。

自分がどちらを利用していたかわからない場合は、専門家に調べてもらってください。

過払い金は何年前まで?時効で請求できなくなる前に専門家へ無料相談!

過払い金は、時効を迎えると請求できなくなります。完済時期があいまいな場合は、なるべく早めに法律事務所に相談してみてください。

  • ライズ綜合法律事務所
  • 渋谷法務総合事務所
  • 司法書士法人ホワイトリーガル

上記は、過払い金請求を得意とする法律事務所です。一つずつ特徴を見ていきましょう。

①ライズ綜合法律事務所

法律相談実績が20万件以上あり、経験豊富な弁護士が多く在籍しているライズ綜合法律事務所。相談料は0円なので、過払い金請求のことも気軽に問い合わせてOKです。

実際に過払い金請求して、約500万円の返還を受けたケースがあります。全国対応ですから、ぜひ頼ってみてください。

住所東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア12階
電話番号0120-657-001
相談方法メール・電話・WEB・LINE
受付時間9時~21時(メール・WEB・LINEは年中無休)
参考費用(税込)過払い返還報酬(任意の場合) 20%
過払い返還報酬(訴訟の場合) 25%(※1,2,3,4)
特徴全国各地での相談実績あり

※1:着手金は無料です。

※2:通信費は1社につき2,000円です。

※3:和解成立時に、解決報酬として1社につき2万円を申し受けます。

※4:完済している債権者が対象です。

ライズ綜合法律事務所の詳細はこちら

②渋谷法務総合事務所

渋谷法務総合事務所は、土日祝日でも相談を受け付けています。予約制にはなりますが、平日は仕事で忙しい方でも相談しやすいでしょう。

全国で過払い金の無料相談会を実施しているので、多数のサポート経験があります。過払い金請求を検討しているなら、一度相談してみるといいでしょう。

住所東京都渋谷区東2丁目22−14 ロゼ氷川ビル6階
電話番号0120-553-052
相談方法メール・電話・WEB
受付時間10時~18時(土日祝を除く、メール・WEBは年中無休)
参考費用(税込)過払い返還報酬(任意の場合) 20%
過払い返還報酬(訴訟の場合) 25%(※1,2)
特徴全国で相談会の開催実績あり

※1:着手金は無料です。

※2:完済している債権者が対象です。

渋谷法務総合事務所の詳細はこちら

③司法書士法人ホワイトリーガル

返金保証制度・特別割引制度が特徴の司法書士法人ホワイトリーガル。はじめての方でも、費用の面で安心できる制度が整っています。

相談料・着手金はゼロなので、過払い金が発生しているかわからない段階でも大丈夫です。ていねいに対応してくれますから、ぜひ相談してみてください。

住所東京都港区三田1-3-40 天翔麻布十番ビル805
電話番号0120-768-878
相談方法電話・WEB・LINE
受付時間10時~18時(土日祝を除く、メール・WEBは年中無休)
参考費用(税込)過払金の取り戻し費用:取り戻した金額の22%(※1,2,3)
特徴全国対応
返金保証制度・特別割引制度あり

※1:別途郵送料などの実費がかかります。

※2:取り戻しに成功した場合には事務手数料が2万2,000円(税込)かかります。

※3:訴訟になったケースは取り戻した金額の27.5%になります。

司法書士法人ホワイトリーガルの詳細はこちら

まとめ

過払い金は何年前の借入でも請求できます。ただ、2010年以降の借入だと過払い金は請求できないので、注意してください。

また、過払い金を請求するには「2010年以前の借入」「完済から10年以内」など、いくつか条件があります。

このあたりがあいまいな場合は、以下のような法律事務所に依頼し、プロに調べてもらうのが得策です。

相談・調査は0円なので、気軽に依頼しても大丈夫。過払い金は行動した人しか受け取れませんから、悩む前に相談してみましょう。