過払金

過払金請求の罠とリスクと仕組み!過払金請求するとカード使えない?口コミなど

「なぜお金が戻ってくるの?過払金の仕組みわからない」

「過払金請求のデメリットは?」

「過払金が発生しているか調べるにはお金がかかる?」

過払金について、このような疑問を抱えている方も多いでしょう。

もしこれまでの返済で、必要以上に払いすぎていた場合、業者に返還請求することができます。これが過払金請求です。

といっても、その仕組みはよくわかりませんよね。ネットで検索すると「過払金請求はリスクがある」といった声もあるため、不安に思う方もいるでしょう。

そこで本記事では、過払金請求の仕組みやメリット・デメリットを解説し、口コミなどを紹介していきます。

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過払金請求の罠とリスクと仕組み!過払金請求するとカード使えない?口コミなど

過払い金請求について「ブラックリストに載ってしまうからやめたほうがいい」「デメリットがある」と言われることがあるので不安になりますよね。

結論、全ての過払い金請求がブラックリストに載るわけではありません。

ここからは、過払い金を請求することでどのようなデメリットがあるのか、解説していきます。

《過払い金のデメリット》

  • 自分で手続きできない
  • 信用情報に傷がつく場合がある
  • 過払い金返還請求した業者とは今後付き合いできない

自分で手続きできない

過払い金請求は自分で手続きすることが難しく、弁護士や司法書士の力を借りなければならないため、その費用が発生することがデメリットです。

過払い金が発生しているかどうか調べる引き直し計算は、債務整理などの知識がなければスムーズにすすめることができません。また、業者はそう簡単に返還や交渉に応じないため、専門家の力が必須です。

確かに弁護士や司法書士に依頼すれば費用はかかりますが、相談はほとんど無料です。また、過払い金にかかる費用は、着手金0円、成功報酬となるため、最初の費用は発生しません。

取り戻した過払い金の20%ほどが成功報酬となるため、返還されたお金から支払うことになります。借金が減る可能性や、お金が戻ってくることを考えれば、費用についてはそう心配することはないでしょう。

信用情報に傷がつく場合がある。クレジットカード使えない恐れ

過払い金を請求すると、場合によっては信用情報に傷がつき、ブラックリスト入りすることがあります。

例えば、「返済中に過払金請求を行い借金が残る」場合です。過払い金が元本より少なく、返済に充てても借金が残る場合は、債務整理をした記録が信用情報に登録されてしまいます。

この場合、クレジットカードが使えなくなります。

しかし、過払い金が元本より大きく、完済できた場合は信用情報に傷がつきません。また、すでに完済している借金の過払い金請求をした場合も、ブラックリスト入りすることはないので安心して下さい。

もし過払い金を検討していて、「ブラックリスト入りしたくない」と考える方は、弁護士や司法書士の無料相談を利用し、実際どうなるのか計算してもらうといいでしょう。

過払金請求を依頼するかどうかは、デメリットがあるかを確認してからでもOKです。

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過払い金返還請求した業者とは今後付き合いできない

続いてのデメリットは、過払金請求した業者からは今後借入できなくなることです。

過払い金請求は、金融機関が過剰な利息や手数料を請求していた場合に、その金額を返還することを求めるものであり、合法的な行為です。

しかし業者からすると、「本来その契約で納得して借りたはずなのに、過払い金を請求してきた」といったネガティブな印象になります。そのため、社内ブラックとして登録され、今後利用しようとしても審査が通らなくなる恐れがあるのです。

ただ、金融機関や消費者金融は数多くあります。その1社が使えなくなったとしても、大きなデメリットにはならないでしょう。

過払金が発生する仕組みとからくり

過払金が発生する仕組みは、以下のグレーゾーン金利(年利29.2%)が関係しています。

出典:日本貸金業協会上限金利につい

利息制限法では、金利の上限が年利15%〜20%と定められています。しかし、出資法では上限金利が29.2%でした。

そのため、利息制限法を超えても出資法の上限金を超えなければ、刑事罰の対象とはならず、多くの貸金業者・クレジットカード会社が29.2%という高い利息を取っていました。

しかし2010年6月の貸金業法が改正され、出資法の上限金利も年利20%に引き下げられたのです。出資法でも年20%を超える金利で貸し付けると、刑事罰の対象になります。

上記の表で発生していた水色の部分、グレーゾーン金利は廃止され、現在は存在しません。

そこで、過去にグレーゾーン金利で契約していた借入を、利息制限法に基づく利率で引き直し計算を行うと、払いすぎている利息が発生していることがあります。

さらに払いすぎている利息を元金に充て、借金残高がマイナスになった場合、過払金が発生していることになり、返還請求することができます。

これが過払金の仕組みです。

そして、払いすぎた利息を返してもらう手続き(返還請求)を、過払い金請求といいます。

過払金の仕組み!メリット

過払い金請求をするメリットは、以下の2つです。

  • 払いすぎたお金が戻ってくる可能性がある
  • 現在の借入を完済できる可能性がある

過払い金が発生していたとしても、業者が教えてくれるわけではありません。過払い金請求を弁護士などに依頼することで、払いすぎたお金を返還してもらえます。

しかも借金を返済中の場合、過払い金を返済に充てることができるのも大きなメリットです。借金残高より過払い金が多いケースでは、借金を払う必要がなくなります。

すでに完済している借金で過払い金が発生している場合は、数十万円戻ってくることも珍しくありません。しかも完済していれば、ブラックリストに載る心配もないため、メリットの大きい手続きです。

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過払金請求してみた!受け取るとどうなる?知恵袋など口コミ

過払い金請求すると、一体どうなるのでしょうか。実際にやってみた人の口コミをYahoo!知恵袋やツイッターからチェックしてみましょう。

過払金が戻ってきた人の口コミ

過払金が発生するのは、貸金業法が改正される2010年以前に契約している借入です。今か10年以上前になるので、本当に過払金が戻ってきた人はいるのか、疑問に思いますよね。

しかし以下のように、過払い金を手にしている人は存在します。

このように過払い金請求で、払いすぎたお金を手にしている人も少なくありません。

ただ、知恵袋では過払い金に対する質問系の投稿が多く、実際にお金を手にした人の口コミは見受けられませんでした。

過払い金は法的な知識や専門家のアドバイスが必要です。知恵袋で質問や疑問を解決するより、無料相談などを利用して適切なアドバイスをもらいましょう。

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過払金が発生している可能性の高いケース

過払金が発生している可能性が高いポイントは以下の2つです。

  1. 2010年6月17日以前に借入れした
  2. 上限金利15%〜20%を超える金利で借りた
  3. 借金の完済日から10年が経っていない

上述したように貸金業法が改正され上限金利が引き下げられたのは、2010年6月18日からです。ですから、それ以前に借入している方は、過払金が発生している可能性が高くなります。

また、上限金利が15%〜20%を超える金利で借りた場合、いわゆるグレーゾーン金利の貸付も過払金発生率が高まります。

出典:日本貸金業協会上限金利につい

2007年頃まで、グレーゾーン金利で貸付する貸金業者が多かったので、この時期にお金を借りていた人は条件に当てはまる可能性が高いでしょう。

さらに、過払い金請求には10年という時効があることも重要なポイントです。過払金が発生していても、最後の取引日から10年が経過した場合は、時効となり過払い金請求をする権利を失ってしまいます。

こうなると請求できませんから、時効を迎える前に1日でも早く、専門家へ相談しましょう。

過払金は専門家に相談!過払金請求に強い弁護士&司法書士

最後に過払い金請求に強い弁護士・司法書士を紹介します。

いずれも無料相談がありますので、いくつか気になる事務所を利用して、相性のいいところを選びましょう。

ライズ総合法律事務所

「ライズ総合法律事務所」は、過払い金請求に特化した専門家が多数在籍しています。そのため、過払い金請求に関する専門的な知識や経験が豊富であり、迅速かつ適切な対応が期待できます。

主な対応業務は過払い金、債務整理、離婚問題です。特に過払い金請求と債務整理で5万件以上の豊富な実績を誇ります。

東京、横浜、大阪に事務所があり、オンライン面談も可能なので遠方にお住まいの方でも安心して相談できます。また、営業時間も9時〜21時と遅くまで営業しているため、相談や手続きのために仕事を休む必要がありません。

成功報酬型の料金体系を採用していることから、費用が心配な方にもおすすめです。過払い金請求において優れたサービスを提供しています。

相談費用無料
費用過払い金返還請求:任意の場合22%、訴訟の場合27.5%(着手金は免除)和解成立時に、解決報酬として1社につき22,000円必要
全国出張対応オンライン可
所在地・東京:東京都中央区日本橋3-9-1日本橋三丁目スクエア12階
・神奈川:神奈川県横浜市西区楠町16-1CITYBLDG. 2階
・大阪:大阪府大阪市淀川区宮原4-1-45新大阪八千代ビル 5階
所属弁護士弁護士 田中康雄弁護士 三上陽平弁護士 小澤信也

ライズ総合法律事務所はこちらから

アース法律事務所

「アース法律事務所」は、元裁判官という経歴を持つ河東弁護士が在籍する弁護士事務所です。債務整理に特化しており、過去に多数の過払い金請求に成功しています(過去には、8社820万円の債務が164万に減額した事例あり)

アース法律事務所は、全国に支部を持っており、どこからでも過払い金請求の相談を受け付けています。

また、オンラインでの相談や手続きも可能であるため、遠方にお住まいの方でも安心です。さらに全国どこでも出張対応、無料で相談を受け付けています。

相談費用無料
過払金請求の費用(税込)・着手金:0円
・解決報酬:1社あたり22,000円
・過払金返還報酬金:21.6%~
・訴訟の場合は回収額の27.5%
全国出張対応OK
所在地東京都港区新橋2-12-5 池伝ビル5階
所属弁護士弁護士 河東 宗文 

アース法律事務所はこちらから

ひばり法律事務所【過払い金・債務整理などすべて解決!】

「ひばり法律事務所」は、過払い金請求に関する無料相談サービスを提供しています。電話やメール、オンラインでの相談が可能で、どんな小さな疑問でも気軽に相談できます。

着手金は分割対応もOKという良心的な料金設定で、債務整理などお金全般の問題を解決に導く法律事務所です。

相談者の状況や希望に合わせて、納得いくまでサポートしてくれるため、口コミ評価も高い法律事務所です。

債務整理に関しては25年の実績を誇る名村弁護士が担当してくれます。

相談費用無料
費用・任意整理:着手金1社22,000円 報酬金1社22,000円 減額報酬11%
全国出張対応OK
所在地東京都墨田区江東橋4-22-4 第一東永ビル6階
所属弁護士名村泰三落合彩子山本隆彦

過払い金・個人再生などの問題はひばり法律事務所が解決

まとめ

過払い金請求は、消費者が自分の権利を守るために行う大切な手続きです。

しかし、手続きが複雑であったり、専門的な知識が必要であったりする場合があります。そのため、過払い金請求に関する情報をしっかりと収集し、必要に応じて専門家のサポートを受けることが大切です。

過払い金請求には時効があるため、自分のお金を守り、過払いを取り戻すために、1日も早く弁護士や司法書士に相談しましょう。
借金の悩みから解放されたい方は無料・匿名OK!借金減額診断がおすすめ