「借金の返済がつらい…このまま無視し続けたらどうなるのだろう」
「アコムの借金を10年放置したら時効になるって本当かな」
このように、借金の踏み倒しについて興味がある方も少なくないでしょう。
結論からお伝えすると、借金の踏み倒しは可能ですが将来において大きなデメリットがあるため絶対のおすすめはできません。
わざわざ長い期間をかけて踏み倒し続けるより、債務整理等で借金減額したり、借金を0にした方がいいです。
借金減額シミュレーターを使えば、1分で減額できる額を診断できるので、試すのをおすすめします。
本記事では、借金を踏み倒したらどうなるか末路やデメリットを解説し、返済に悩んだときの解決方法を紹介します。
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消費者金融の借金を踏み倒した・無視続ける末路！アコム10年放置した結果。バックレ・裁判所から通知など
まずは消費者金融の借金を踏み倒したらどうなるのか、仮にアコムを10年放置した結果、どうなるかをお伝えします。
- クレジットカードを持てない
- 車や住宅ローンに通らない
- 遅延損害金で借金が増える
- 裁判を起こされ給与差押で会社にバレる
- 引っ越しても新住所に請求書が届く
- 常に財産差押えのリスクが続く
クレジットカードを持てない
借金を踏み倒すと、信用情報に長期延滞・滞納の事実が記録されてしまいます。
クレジットカード会社は定期的に顧客の信用情報を確認するため、その際に他社を延滞している事実がわかると、限度額が0円に引き下げられたり、最悪の場合更新されず解約となります。
その影響で、延滞や滞納が解消されるまでは、新規のクレジットカード審査は通りません。30代や40代でクレジットカードを1枚も持っていないのは、違和感があります。
2021年5月に一般社団法人日本クレジット協会が実施した「若年層社会人に対するクレジットカードに関するアンケート調査(令和3年度)」によると、クレジットカードを持っていないと答えたのは6.8％でした。一方で、持っていると答えたのは93.2％、そのうち66.8％が2枚以上のカードを保有しているという結果になりました。
このように、カード保有率が高い状況でクレジットカードを持っていないのは、「持たないのではなく持てないのではないか？」と疑われてしまう可能性があるでしょう。
車や住宅ローンに通らない
上述したように、借金を踏み倒すと信用情報に傷がつくため、車や住宅ローン、さらに教育ローンの審査に通りません。
周りが持ち家やマイカーを持つ年齢になっても、審査が通らないため現金一括でしか購入できず、将来設計が狂ってしまうでしょう。
教育ローンが通らず、希望の学校に入学させられないなど、子供の将来にも影響を及ぼしてしまいます。
遅延損害金で借金が増える
遅延損害金は、借金の返済期限を過ぎた場合に発生する罰則金です。アコムなど消費者金融の遅延損害金は、年20％です。カードローンの金利は年18％なので、遅延損害金のほうが高く設定されています。
遅延損害金は、借金の元本に加算されることで、元本が増加するため、延滞すればするほど返済額が増えることになります。
遅延損害金によって、借金がどんどん増えることを避けるためにも、早急な対処が必要です。
裁判を起こされ給与差押で会社にバレる
アコムのような消費者金融は、そう簡単に借金を踏み倒せるものではありません。顧客に払う気が無ければ、裁判を起こし、裁判所からの許可を得て給与や財産を差し押さえて回収します。
給与差し押さえは、会社に連絡が行くため、借金を払っていないことがバレてしまうでしょう。これでは会社からの評価も大きく下がってしまいます。
しかもアコムは、債権管理回収事業も展開する大手です。
他社が回収できなかった債権を買い取って回収するプロなので、そう簡単に逃げられません。
引っ越しても結婚しても新住所に請求書が届く
「借金なんて引っ越せば引っ越せば逃げられる」「結婚で名前を変えれば大丈夫」と考える方もいますが、全く意味がありません。
引っ越しても住所変更すれば、新住所に請求書が届きます。また、結婚で名前が変わっても、免許証番号などは変わらないため、逃げられません。
住所変更しなければ、保険証や就職などに響きますし、子供の学校手続きにも影響します。独り身であろうと住所変更できないのは、生活上不便です。また、旧住所に請求書が届き続けるため、実家の場合は借金の踏み倒しが家族にバレてしまうでしょう。
常に財産差押えのリスクが続く
「給与差し押さえになっても会社をやめればいい」というのは、甘い考えです。
債務者が会社を辞めたとしても、差し押さえが解除されるわけではありません。給与差押えは、債務（金銭の支払請求）が完済するまで継続されます。また、差し押さえが解除されるには、債務者が債務を完済するか、裁判所で解除の決定が出される必要があります。
ちなみに解除の決定には、「差押え自体が違法である」という申立てを裁判所に行い、裁判で勝たなければなりません。債権者（貸した側）も差押え解除を受け入れませんから、ほぼ無理と考えていいでしょう。
債務者が会社を辞めることが給与差し押さえを解決する方法とはならないことを理解し、返済計画を立てたり、債務整理などの方法を検討することが重要です。
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借金放置裁判所も無視。消費者金融踏み倒したらどうなる？差し押さえ。無職・10年・時効など
借金を放置して裁判所も無視すると、近い将来差し押さえされます。
10年以上放置しただけでは時効にならないので、返済義務は残ったままです。
もし、時効を適用したいのであれば、弁護士に相談して、手続きを行う必要があります。
ハガキ来なくなった？アコムなどの消費者金融の踏み倒し成功例はある？5年以上未払いなど
借金の踏み倒しで成功という概念が人によって異なるため、一概にはいえませんが、多くの場合「借金を無視し続け、返済しなくてもいい状態にすること」が希望でしょう。
結論、借金を無視し続けても返済義務から逃れることはできません。またその成功例もないでしょう。借金を無視しても、一生逃げ続けている状態になるだけで、ブラック状態ですし、ローンも通りません。
ただし、一部の債務整理や交渉によって借金を減額したり、返済計画を変更することに成功した例もあります。債務整理とは、弁護士や司法書士が法律に則って借金を整理する手続きのことです。
具体的な方法としては、任意整理や個人再生、自己破産などがあります。
これらの手続きを行えば、借金を放置せずに解決が可能です。
また、次項で紹介する「借金の時効」も、債務から逃れるための方法ではありますが、条件があるのでよく確認しておきましょう。
アコムなどの消費者金融の踏み倒しはNG！催促来ない。時効にならない。ブラックリストなど
借金を5年以上返済していない場合は、「債務が時効によって消滅した」と主張する手続きができます。これを時効の援用といいます。
時効の援用に成功すれば、返済する必要がなくなり信用情報も更新されます。
しかし、時効の援用には以下のような条件があるため、誰でも利用できるわけではありません。
- 5年以上支払っていない
- 5年以上支払い交渉していない
- 過去に裁判など起こされていない
（裁判されている場合は判決から10年経過している）
さらに、上記を満たしていたとしても、無視し続けるだけでは時効が成立しません。時効の援用手続きをしなければ、債務から逃れられず信用情報も更新されないのです。
具体的には、時効援用通知を配達証明付き内容証明郵便で借入先に送るという手続きが必要です。
ただし、アコムなど大手消費者金融は、保証事業や債権回収事業を展開していますので、そう簡単に時効の援用をさせません。
時効の援用に失敗すると、借入先から損害賠償請求されるリスクがあるため、弁護士や司法書士に依頼しなければ難しいでしょう。
アコムなどの消費者金融ではなく友人の借金やクレジットカードなら踏み倒せる？
クレジットカードも消費者金融と同じく、放置するだけでは踏み倒せません。「信用情報に載る」「給与を差押えられる」などのリスクが生じます。
では、口約束などで借りた友人の借金はどうでしょうか。
借用書がなければ「借りた覚えはない」としらばっくれることもできそうですよね。
結論、口約束でも返済義務はあります。しかし踏み倒せるかどうかは友人次第です。
(1) 民法第５８７条の規定にかかわらず、書面による消費貸借は、当事者の一方が金銭その他の物を引き渡すことを約し、相手方がその引渡しを受けた物と種類、品質及び数量の同じ物をもって返還をすることを約することによって、その効力を生ずる
引用：e-Go法令検索
このように債務は、契約や合意に基づいて発生するものです。
口約束でも、借り手と貸し手の間でお金の貸し借りが成立し、借り手は貸し手に対して返済義務を負います。法的には、契約の有効性や内容の証明には書面が有利ですが、口頭での合意や口約束も一定の法的効力を持つことがあります。
借用書がなくても、LINEやメールなどのやりとりや通帳の振り込み履歴も証拠とすることが可能です。
ただ、友人の借金の場合、踏み倒せるかは、その友人が諦めるかどうかがポイントです。「5万円かしたけど返ってこない。面倒だからもう縁を切るだけでいい」など、相手が訴訟を起こさなければ、差し押さえまで発展することはないでしょう。
一方で、「返済するつもりがないのにお金を借りた」という場合は、詐欺罪が成立するため注意が必要です。友人が警察に相談する可能性は十分あります。
詐欺罪には罰金刑がなく懲役刑（10年以下の懲役）となるため、軽く考えるのは危険です。
アコムなどの消費者金融の踏み倒しはやばい！借金に悩んだら債務整理を検討しよう
上述したように、消費者金融の踏み倒しはデメリットしかありません。生活するためには仕事が必要ですし、どこかに勤めれば給与の差押えで回収されるでしょう。自営業だとしても、通帳のお金を差し押さえられるので、逃げられません。
さらに踏み倒しは違法行為であり、法的な責任を問われる可能性があります。ですから、消費者金融の踏み倒しはおすすめできません。
借金に悩んでいる場合、債務整理を検討することは一つの選択肢です。
債務整理は、借金問題を解決するための法的手続きです。主な債務整理の方法には、任意整理、個人再生、自己破産などがあり、状況に合わせて選択できます。
弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- 督促が止まる
- 将来利息をカットして返済額が減る
- 返済プランを組み直し毎月の返済負担を軽減できる
- 完済の目処がたち精神的に楽になる
- 完済から数年間経てば信用情報が更新される
弁護士や司法書士などの専門家は、借金問題に精通しており、債務者の具体的な状況に合わせた最適な解決策を提案してくれます。
借金問題は放置しても何の解決にもならないため、「払えない」と思ったら、早期に対処することが大切です。
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